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【東南アジア方面駐在者向け】初めての駐在、不安を解消するための心得徹底解説

一昔前は商社、メーカーに勤めていれば海外駐在は昇進又は出世のコースとなっていました。しかしニュースによると最近海外駐在の希望者は減少傾向のようです。理由としては環境が変わることへの不安、家族同伴であれば奥さんの環境適応能力不安、子供の教育環境、言葉の問題、治安に対する不安等、上げればきりがないくらいあります。

それでも辞令が出れば家族同伴で行くのか、単身で行くのか決める必要があります。ほとんどの会社は期間限定ですのでここはチャンスと割り切るのもいいかもしれません。折角選んでもらえたのであればやはりネガティブなことばかり考えずポジティブなことも考えて前向きな気持ちで現地に行った方が当然気分は違います。

イヤイヤ行くよりは夢と希望を持ってとは言いませんが自分がステップアップできる環境を得られたと思った方が困難にも立ち向かえると思います。私の駐在経験から解説していきます。

1. 出発前

前任者から仕事の内容、生活環境等ヒアリングしておくことは重要です。現地のことについて情報を持っているのといないのでは全然気持ちが違います。実際駐在生活を始めても知識を持っていれば何とか対応できるからです。

後は自分でも現地の情報収集をして下さい。生活環境、労働環境、習慣、治安等想定出来ることについての勉強はしておいた方が良いです。後不安なことで現地に行く前に解消できるものは解消しておいた方が良いです、

 

ポイント

・前任者からのヒヤリング

・自分でも情報取集

・事前に解消できる不安は解消しておく

2. 現地生活編

それぞれの場面でどのように対処したら良いかまとめました。

a) 住居

とんどの駐在者はコンドミアム(日本で言うところのマンション)に入居となります。コンドミニアムにはそれぞれルールがありますから入居時にそれらを理解してルールを守って生活しましょう。ルールの1例を上げますとゴミを出す時間が決めらている。全館禁煙、トラブルがあった場合はコンドミニアムアドミンに連絡をして対処してもらうなどです。常時同じコンドミニアムを使われる場合は当然前任者の方にヒアリングをして十分内容を把握してください。その方が間違いがありません。

コンドミニアムのロケーションを把握しておくのも重要です。タクシードライバーにコンドミアムの名前を告げてもわからない場合もありますので近くの判りそうなビル名や、道の名前など憶えておくと良いでしょう。又、近くにスーパー、コンビニ、学校、病院、があるかぐらいは把握しておきたいものです。

b) オフィス

職場ごとで環境、ルールが違いますからそれはお勤めの会社に準じて仕事をして下さい。

現地の方と仕事をするようになりますがそこにも最低限のマナーがありますのでお伝えしておきます。 1. アドバスや叱責するときは個別に。2. 褒める時はみんなの前で。3. 大きな声は出さない。4. 仕事に対する考え方が異なるのでそこは極力理解するように努める。このくらいは事前に知っておいた方が良いです。

最初は仕事が遅い、ミスがあるとか目につきますが慣れれば大丈夫です。但し自分が現地化しないように気をつけてましょう。

c) 習慣

日本の習慣とは違いますから最初目の当たりにするとカルチャーショックを受けるでしょう。これはどうしようもないので素直に受け入れるしかありません。日本の常識は通用しません。受け入れたら後は慣れるしかありません。ここはこうだとか日本と比べて文句を言う人をたまに見かけますが意味のないことです。ちなみにタクシーは自動ドアではありません。自分で開けましょう。

ポイント

・文化の違いは受け入れましょう。

・日本の常識は一旦忘れましょう。

・日本と比べることは意味がありません。

 

3. 外出遍

休日の外出には気をつけましょう。車を利用して家族で目的地まで直接行くことは問題ありません。1人でタクシーや公共交通機関を利用する場合は注意が必要です。タクシーに場合はメーターを使わず、高額な料金を請求されることや、わざと遠回りをして料金を上げたりする手口があります。揉めると日本では考えれない行動に出るドライバーもいます。

公共交通機関ではスリ対策でカバンは胸の前に抱えて持つようにします。自分の目が届いているので安全です。又夜間は日本ほど明るい照明の場所が少なく大通りから1本違う道に入ると街灯が無くほぼ真っ暗になることもありますので注意が必要です。いずれにしても自分の周りをよく観察してスキを見せないことに尽きると思います。

まとめ

実際海外に駐在をしてみるといろいろなものが見えてきます。私が見て感じたのは1番目は文化の違い、2番目は習慣の違い、3番目その国の国民性の違いです。

文化が違うのは当たり前のことです。例えば靴を履いたまま家の中に入る、車は左ハンドルで右側通行、教会の前を通ると十字を切る。これらは日本の文化にはありません。

もちろん習慣も違います。例えば就寝前にはシャワーをしない、人前でおならはしないがゲップはするなどです。

国民性についてはいつも笑顔でおおらか、目上の人に対す尊敬の念があるなどです。

当たり前ですがそれらを感じることで日本の常識は世界の常識ではないことに改めて気づかされました。日本でない場所で見ること、聞くことは改めて大事であると判りました。

実際の目的は仕事ですから極端な話仕事だけしていれば良いのです。しかしその国の文化、習慣、国民性を感じて得る物があればそれはあなたの人生において貴重な体験になるはずです。もし海外駐在の辞令を受けたらチャンスだと思って赴任してください。あなたの知らない世界があなたを待っています。